わりと災難

車でときどき通る道沿いに、新しいお店がオープンしていたことに気づく。食べログで検索してみたら、総じて評判がよいので、一度行くことになった。夜に予約をいれる。

久々に食べログ、当てにならないと思った。ここまで絶賛される理由はピンとこなかった。普通かなぁと思った。味の感想というのは、個人的、主観的なものだから、そこはいいのだ。ランチだったらまた行ってみてもいいかって思ったし。この店に今後行かないとしたら、理由はお料理とかサービスではない。どの料理もすべて290円みたいな居酒屋だったら、学生が多くて、わいわい、ガヤガヤしていることは、入る前からわかっていることだから、静かに食事をしたいアラフィフ夫婦は、わざわざ食事に行かないだろう。反対に、誕生日とか結婚記念日とか、ちょっとした「ハレの日」に行くようなお店だったら、少し装いにも気をつかっていくことになるだろうし、テーブルでの話題も、やっぱり少しは気をつかうだろう。なにかのお祝いで集まっている人が、すぐ隣に座っているかもしれないから。

で、昨夜行ったこの店は、安い居酒屋と高級店の間にある。店のコンセプトは、「カジュアルな雰囲気で本格的に美味しいものをいただく」みたいな感じだと思う。実は、この中間価格帯にあるお店は、数が一番多いし、競争も熾烈なのだ。この価格帯のお店に行くときに、特に客層を意識したことはなかった。家族、カップル、友達同士がそれぞれ楽しい時間を過ごしているといった印象だった、昨日までは。

昨日の隣の席のカップルの女性は、アニメの『ドクタースランプ』に出てくる「アラレちゃん」が大人になったみたいなアラフォーくらいの人で、大きなメガネに、ハンチング帽を深くかぶっていた。ものすごく甲高いアニメ声で、席に座っている間、機関銃のように大声でしゃべり続けていた。相手の男性は、スキンヘッドで、安田大サーカスのクロちゃんをおとなしくして小柄にした感じの人で、一言も発していなかったと思う。女性は、オーダーするときは、お店の人に「ちょっとちょっとちょっと、Xも食べたーい」と大声で厨房にむけて叫ぶスタイルを貫いていて、とにかく騒がしい。男性に対して、一方的に自分が喋りたいことを喋り続けていて、たとえば、「うちはな、私のスマホがアンドロイドやけど、おかーちゃんはアイフォンでな、弟はアンドロイドでな、おとーちゃんはiPadでな、従妹の家はな、みんなガラケーでな、その代わりにみんなiPad持っててな、そんでな、XXXの家族はな・・・(以下延々とスマホやガラケーの所持についての詳細)」ということを、とにかく、店内に響き渡るくらいのボリュームで早口で喋りまくる。1秒たりとも話が途切れなくて、騒音だった。私も夫も、びっくりして、何も話せなくなってしまう。こちらも大声で話をしないと相手の声が聞こえないのだ。実は、「もう少し静かにしてもらえませんか」って注意しようかと何度か思った。、声が大きすぎる。でも、どんな人かわからないし、彼氏がスキンヘッドで寡黙で、こわもてだし、やっぱり言えなかった(気弱)。お店で、そんなこと注意したことないし。

やっと彼らが帰って、ホッとしていたら、その隣の老夫婦の会話もまた、すごかった。奥さんがとにかく大声で、乱暴な話し方をする。ご主人が、横浜のお店の名前を間違えただけで、「それ、ちがうで!そんなんも覚えられへんの!」と大声でいきり立つかと思ったら、今度は「春まではもう死ぬと思ってたら、こんなに食えるようになるから、人生わからへん!」と大声で上機嫌になる。その文脈なのかどうかは不明だが、奥さんはその後「ションベン」を食事中に連発していて、夫はげっそりしていた。そそくさとお会計を済ませて逃げるように店を出たのだった。

あまり大声で話すのは、よくないと思う。こういうお客さんばかりだったら、もうこの店、行かないかなぁ。そのときは、お客は私たちをいれて4組しかいなくて、うち2組がこのカップルだった。もう1組は小さな子供がいる家族連れだったけど、とても静かだった。店員も、みな感じがよかった。それは食べログで書かれているとおりだと思った。

暑い。2階の部屋が32度になったら、エアコンをいれるだろう。 






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by himarayasugi2 | 2016-07-31 09:46 | 雑感 | Comments(0)

日常の雑感、衣食住、犬についての記録。


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