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ヒマラヤスギ雑記

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嗅覚はすごい。

小さい頃、母方の祖父母の家に遊びに行くときは、いつも勝手口から入っていた。必ず、食べ物の匂いを嗅ぐことになる。今に比べて、明らかに嗅覚が鋭かった私、「あ、イチゴ」「あ、メロン」と果物の匂いを、靴を脱ぐ前にすでに認識できていた。また、母が作った餃子が大好物だったので、焼く前の餃子の具の香り(白菜、ネギ、豚ミンチ)にも敏感で、2階の自室で、すでに「あ、今日は餃子だ」とわかってウキウキしていた。

五感の中で嗅覚は、嗅ぎ取ることさえできれば、基本的に間違えない感覚だ。触覚(味覚もまぁ、そう、でも味覚はたまに騙される)も間違えない。氷を触って、焼き栗と間違える人はいない。嗅いで不快なニオイからは遠ざかろうともするし。そういう意味で、嗅覚、触覚は、視覚や聴覚に比べたら原始的だなと思う。視覚は、間違える感覚である(目の錯覚、読み違いなどなど、視覚にはリテラシーが必要だ。聴覚も、空耳、聞き間違いがある感覚で、触り間違い、嗅ぎ間違いというのは、聞いたことはない)。同一人物の中で、正解率の高さでは、やはり触覚、嗅覚は抜きんでていると思う。←こういうことをウダウダ考えるのが好き。いつまでも考えてしまう。

前置きが異様に長くなったけど、昨夜から始まったドラマ『スニッファー』を視聴した。阿部寛が、ものすごーく発達した嗅覚で事件を解決する嗅覚捜査官を演じていて、香川照之が、阿部寛をアシストする刑事役なのだ。なんという、豪華なキャスト。これはもう、キャストだけで視聴決定みたいなもんである。こんな豪華キャストなのに、たったの7回しかやらないのだ(初回が終わったから、あと6回で終わりなんて、悲しすぎる)。思い切って20回くらいやってもいいじゃん。

ドラマ、面白かった。BGMもおしゃれで、粋な感じのドラマである。阿部寛と香川照之の掛け合いも楽しいし、ちょっと不思議なファンタジー調の映像もいい。トータルですごくセンスがいい。井川遥が演じている耳鼻科医のクリニックの外観が、法隆寺宝物館だった(こういうセンスも好き)。こんな耳鼻科、ないやろう。でも、この建物が病院だったら、マメに受診するけど。土曜の夜の楽しみができて、めっちゃ嬉しい。

今朝は、午前中は夫とめちゃくちゃ頑張って、草屋根の草むしりをした。45リットルのゴミ袋2袋がぱんぱんになった。来週は、芝刈りして、土がむき出しの禿禿のところに、お花の種でもまいてしまおうかと算段中。芝生は、かなり弱っていて、張り替えたほうがおそらくベターだと思うけど、もう、なるように任せることにした。だって、屋根だもの。 
嗅覚はすごい。_c0221299_1341898.jpg
(ある夏に、潅水装置が故障して、一面芝生が枯れた場所に、コスモスの種をまいたら、以来、そこは咲くようになった。毎年、こぼれだねで、少しずつコスモスエリアが拡大している。今朝の様子。)
嗅覚はすごい。_c0221299_1342299.jpg
(コスモスは、強い。それでも真夏は、かなり弱った。春に、チューリップの球根とか、あと、夏には百合も屋根に咲かせたい。)









by himarayasugi2 | 2016-10-23 13:45 | エンターテインメント | Comments(0)
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