ドラマ見ながら思い出した。

今期一番話題になったドラマ『逃げ恥』最終回を視聴した。6-7話くらいまでは面白かったのだけど、実は9話の途中からは、それほどでもなかった。温泉旅行の回が、私的には面白さのピークだった。

夫がドラマを見ながらしみじみと、「この子(みくりのこと)は、ヒラマサみたいな優しくて、理解があって、忍耐強い人でないと、あかんな」と言っていた。昨夜のみくりは、感情的で、すぐに議論がおかしな方向に行ってしまって、みていてイヤな人だったけど、そういえば、私もフルタイムで仕事していたときに、夫に責められたわけでもないのに、家事ができていないと1人でいじけていたときもあったかもと思いながらみていた。ヒラマサの忍耐強さは、夫のそれに近い。

私が29-30歳のころ、北関東某所から片道2時間以上かけて都内に通勤していた。夫は、北関東某所から車で40分くらいのところで勤務だった。日中、夫婦は100キロ(あるいはそれ以上)離れて働いていたのだった。朝は6時前におきて、7時に家を出て、夫の車で駅に送ってもらっていた。帰りは、残業しなくて7時半帰宅で、ちょっとでも残業すると駅からのバスの本数が少ないこともあって、8時半、そして、都内で9時まで残業したときなどは、バスがなく、タクシーに並んで帰宅するので、その日に帰れないこともあった。なので、掃除も洗濯も週末まとめてだった。ご飯は、意地でもお惣菜は買わないと決めていたことは覚えている。でも、大したものは作れなかった。いつも同じようなおかずで、土曜は昼近くまで二人で寝ていたと思う。しんどくて起きられなかった。

ヒラマサとみくりの共働き生活を見ながら、夫も私もあのころの壮絶な共働き時代を思い出していた。家は常にぐちゃぐちゃで、家ご飯も「カロリー摂取」みたいな感じでしかなく(SNSに写真なんてアップできないような)、いろいろと残念な感じだったけど、あのころは頑張ったよねぇ、といい思い出になぜかなっている。しばらくして、夫が都内に転勤になってから通勤は楽になった。で、ほどほどに家事もできるようになった。北関東某所での2年間は、私にとって心身ともに大変な時期だったけど、あのとき頑張ったことは、今でも支えになっていて、なぜか、夫と私の間では「いろいろあったけど、あのときは二人でよう頑張った」期間に美化されている。あの2年間は、夫婦には必要だったと今なら言える。

今週、『べっぴんさん』でも家事と仕事の両立がドラマのテーマみたいになっている。でも、思うのだけど、両立なんて目指すこと自体が間違っている(無理だもん)。あの時代の価値観は、女性は家を守るというのが、「正しい」考え方だったから、ヒロインは大変だろうなと思ってみている。すみれ、頑張れ。

ドラマ、全部最終回を迎えた。ふー。






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by himarayasugi2 | 2016-12-21 09:37 | 雑感 | Comments(0)

日常の雑感、衣食住、犬についての記録。


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