もう世間は通常モードに入っているのに、私はまだ正月気分が抜けない。
隣の実家に年末から帰省している妹と、仕事帰りの夫と待ち合わせてご飯を食べに行った。店は、ときどき行く明石焼きと点心が美味しいお店である。妹もこの店が大好きなのだけど、普段は東京暮らしなので、久しぶりだったよう。こういうお店は探せばきっと東京にもあるかもしれないけど、なかなか難しいらしい(実際、私たち夫婦が東京横浜に住んでいたときも、こういうお店は見つけられなかった)。明石焼き(玉子焼き)という小麦粉をほとんど使わないふわふわの玉子の生地をタコ焼き型に流しいれて、蛸を入れて焼いたものをお出汁でいただくものは、大阪のタコ焼きとは別ものである。お出汁にいれたらいいわけじゃないのだ。明石のうおんたなに明石焼きのお店は沢山あるけど、私はこの店の明石焼き(店のメニューは玉子焼きとなっている)が、一番好き。
以下、妹と夫と3人で食べたもの。
(ネギ豚。大量のネギの中に茹で豚を細かく切ったものが入っていて、さっぱりとしたお酢のきいたタレがかかっている。上にのっかった豆板醤も一緒によーーーーくかき混ぜていただく。)
(タコ酢。ちょっと写真でタコが見えないけど、手前のきゅうりの向こうにぶつ切りのタコがならんでいる。さっぱりとしている。)
(玉子焼き。中にタコがはいっている。タコ焼きとは別の食べ物。ものすごくあっさりとしたお出汁につけていただく。フワフワで熱々。)
(ネギと挽肉を皮で包んでフライパンで焦げ目がつくように焼いたもの。甘辛い味噌がのっている。外側の皮がサクッとしていて、中の具も丁度いい味付け。)
(豚まんの生地に切れ込みをいれて、中に味付けた挽肉とネギを挟む。からしをつけていただく。)
(前のものと似ているようだけど、また違う感じ。甘辛く味付けた豚バラ肉を挟み込み、レタスも挟んでからしにつけていただく。味的には、長崎で食べた角煮バーガーに近い。さっきのものもこれも、生地が熱々で、ふかふかで美味しい。)
(ここに来たら、絶対にはずせないメニュー。ニラを豚バラ肉と一緒に炒めて二杯酢でさっと味付けたものをクレープみたいな生地に包んでいただく。いくらでも食べられる。大人になってからはこれが大好きになる。)
(水餃子。皮がツルツルで、美味しい。)
(キュウリとか豚肉とかネギとかを甘辛い味噌を塗ったクレープみたいな生地で巻いたもの。これも好きな一品。)
どれも美味しかった。今度は、ショウロンパオも食べたい。
このあと珈琲のお店に寄って帰宅。帰りは結構寒かった。
『べっぴんさん』
新春早々のエピソードは、なんか、なんかな、ちょっと暗めだった。母も、やや不満だったらしい。今朝は、ゆりが明美ちゃんにいいこと言っていた。ドラマ見ていて、はじめてゆりが好きになったわ。私は、明美ちゃんがいろんな意味で幸せになって欲しいのだ。
中村玉緒は、すみれのおばあさんの役をやるために、髪の毛を染めないで自前の白髪で臨んだそう。中村玉緒みたいなおばあちゃん、関西のあちこちにいる。ものすごい既視感のあるおばあちゃんで、彼女の女優魂を見たって感じ。すっごい「リアルな関西のばーちゃん」なのだ。
お店:http://www.k5.dion.ne.jp/~kimitako/
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