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ヒマラヤスギ雑記

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周回遅れで購入したもの

世の中から7周以上の周回遅れだと思うが、今年にはいり有名なストウブを購入した。色は黒、直径20センチのラウンドタイプである。ネットで並行輸入しているお店から、出来る限り安く購入した(つもり)。ストウブの評判は雑誌やネットでよく見聞きしていたけど手を出さなかった理由として、普通の鍋よりも高いし、手にしたところでお料理が上手くなるわけでなし、と思っていたから。錦織選手と同じラケットを使ったからといって4回戦ガールが急に試合に勝てるようになるわけでなし、ドレミしか弾けない人がシュタインウェイを買ったところで、リヒテルになれるわけでもない。ストウブも同じ文脈にあると考えていたからだ。

でも、クックパッドでも「ストウブ」を入れるだけで1800近いレシピがヒットするくらい認知されていることを知る。あら、結構、一般的なツールなんだろうかと。寒くなると煮物の登場が増える我が家としては、やはり魅力的である。ストウブは、「錦織選手のラケット」ほど使い手を選ばないのかなぁと思い始め、そうなると気になっていろいろリサーチすること数か月。夫は百貨店に出向いて、よく出るサイズとか、ル・クルーゼとの違いとかを店員さんに訊ねたりもする。ご飯も炊けるみたいだし、いろいろ考えた結果、大きすぎず小さすぎずのサイズにし(重いのだ)、色は鉄のフライパンやステンレスの他の鍋と喧嘩しない黒にした。

何度か使ってみて、ストウブは、私のような、結婚25年目をすぎ、まだ煮物を普通に失敗することがあるレベルの人の技術不足を補うツールだということを実感する。どういうレベルの人が使っても、その人比で、同じメニューが美味しくできるようになると思う。料理研究家が使えば、美味しいものはますます美味しくなるだろうし、それなりの人が使っても、それなり以上の出来栄えになる。それを確信したのは、肉じゃがを作ったときである。とにかくジャガイモがすごく美味しいのだ。まんべんなく「ほっくほく」で、味が濃くて、ぎゅっとつまっている。蓋してほっておけばいいから楽ちんで、テクニック不要。水が不要なので、水臭くならない。ストウブの蓋の内側には、イボイボがついていて、水蒸気がこれにあたると水に変化して、そのまま鍋の中に戻る仕組み?蓋をあけると、ぽたぽたと水が垂れているので、そういうことかと理解している。白菜と豚バラの重ね蒸しとか、ジャガイモとチキンの蒸し焼きとかも美味しくできた。ただ、白菜と豚バラは、土鍋のほうがいつまでも熱々で、これに関しては土鍋に軍配があがるけど。

そんな感じで、ちょっと楽しい。


今朝も寒かった:
実家の庭の鉢の今朝の様子。たてかけてある氷は、24時間前に私が取り出したものだけど、まったく溶けてない。そして鉢の水はまたしてもカッチカチに凍っている。
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(昨日の氷の厚さを見よ。全然溶けてない。)
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(今朝の鉢の氷は、昨日に比べたら薄い。)

近所の小さな姉妹が、お母さんと一緒に家を出るところをケンと前を通りかかった。女の子の1人が私に「全然寒くないよ!」と言ってニッコリ笑うと、もう1人も「寒くないね!」とニッコリ。すると、お母さんが「寒いよー、なに言ってるのー」と笑ってこっちを見た。子供は元気だ。







by himarayasugi2 | 2018-01-26 09:33 | モノ | Comments(0)
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