14年前に関西に戻ったときから、通っていた歯医者があった。そこには3年半前まで定期検診にも通っていたのだが、3年半前の検診を最後に足が遠のいていた。先生は、信念をお持ちで、治療に妥協も手抜きもなしの、実力のあるまっとうな方であるし、亡くなった父もとても信頼していた。その実家のホームドクター的歯科医から私の足が遠のいた原因のひとつに、あるときから担当の歯科衛生士や受付スタッフが立て続けにやめたことがある。それが全てではないにしても、理由のひとつなのだ。そのうち検診に行くたびに受付スタッフと担当歯科衛生士が変わっているようになった。

スタッフが定着しなかったのには、いろいろ事情はあるのだと思うし、そこを詮索しても仕方がない。思い当たるふしはあるけど、ここでは書かない。新たな担当の歯科衛生士はちょっと苦手なタイプだったし、受付はどの人も感じが悪かった。G会が立て込んでいて忙しいことを理由に、そこから3年半も定期検診からご無沙汰してしまう。

週末の夜、フロスをしていたときに、歯の詰め物が取れてしまった。歯医者に行くしかない状況になった。かなり悩んだのだけど、やっぱり歯医者を変えようと決めた。ちょっと後ろめたい気持ちはあるのだが、そういうことで患者がストレスを感じる必要などないのだ。

つい最近、夫が取れた詰め物を治してもらった地元の歯医者に予約をとる。夫が、そこの歯医者はなかなかいいと薦めてくれたのだ。久しぶりの歯医者ということでも緊張する。先生やスタッフが怖くて感じが悪かったらどうしようと不安だったけど、杞憂に終わる。医院は、美しく、清潔で、トイレもどこもかしこもピカピカだった。受付の人は、とっても感じがいい。スタッフもキビキビしている。設備も最先端で、レントゲンも口腔内画像撮影も、なんの苦痛もなく一瞬で終わる。猛烈に手際がよくて、あっというまに詰め物を入れ直す。説明もわかりやすく、完璧であった。今の歯医者って、こんななのね。すごくよく仕事のできるビジネスマンみたいな感じだ。びっくりしてしまった。

3年半も歯科定期検診をさぼっていたら、かなりヤバい状態ではないかと思っていたら、意外となにもなかった。歯周病も心配なく、あと、歯磨きもできているみたい。ただ、下の歯茎が少し下がっているから、やわらかい毛の歯ブラシでもっと優しくブラッシングするように注意された。歯ブラシのヘッドは小さめのほうがいいだろうとのこと。早速、ドラッグストアでいろいろ見てみる。ちょっとやる気がでてきた。

ここの歯医者が以前の歯医者と違うのは、全体的に患者とは一定の距離を維持するところである。何かを強く勧めることはなく、あくまでも「決めるのはあなた」というクールな感じだった。とりあえず私は、残っていた親不知が虫歯になっているので近々抜くことになっている。親知らず抜くのは、何年ぶりだろう。

前にお世話になっていた歯医者は、少しまた雰囲気は前のように戻りつつあるらしい。でも、私はもういいかな。前の先生はよかったけど。母は同じ歯医者で定期検診を今まで通り受けると言っていた。






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by himarayasugi2 | 2018-04-17 20:05 | 雑感 | Comments(0)