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ヒマラヤスギ雑記

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記憶の引き出し

GW初日の夜に、小学校の同窓会があった。なんと卒業してからはじめての同窓会らしい。アラフィフの小学校同窓会って、何年ぶりだ。怖くて計算できない。私は、卒業した小学校には5年生の4月から卒業まで、2年間在校していた。卒業後は地元の中学ではなく、私立中学に進学し電車通学だった。だから小学校時代の友人とは小学校卒業以来、まったく付き合いがない。同じ小学校から同じ私立中学に進学した人は、私を含めて3人いて、そのうちの1人、Jとはなんと、そのときから現時点までずーーーーっと付き合いがある。小、中、高、大と同じなのだ。で、私が結婚後関西を離れて関東に移り住んだ期間も同じで、関西に戻るタイミングも同じ。今も、同じ阪神間に住んでいるのだ。中学のときはJのお母さんに家庭科の課題の洋裁とかやってもらっていたし。Jの家の冷蔵庫を普通に開けて、牛乳を飲むような、そんな子供のころからの付き合いである。

今回の同窓会開催については、Jが教えてくれた。Jと中学受験の塾で同じだったKくんが、フェイスブックでJを見つけてくれたらしい。Jが行くなら一緒に行くと、参加したのだ。

同窓会は、学年の四分の一が集まった。会場は、同窓生の1人が経営するうどん屋。そのうどん屋が、同窓生Kくん(さっきとは別のKくん)の店って知らなかった。2回くらいうどん定食を食べたことあり。結局、私が在校していた2年間で仲良くしてもらっていた女子は、Jとほか2人以外は誰も来ていなくて、数名の男子を除けばほぼ「はじめまして」状態だった。名前をきいても、まったく思い出せないという始末。同じテーブルに座った男性2名ともクラスが一緒にならなかったため、「おまえ、だれやねん」状態だった。普通に知らない人と世間話している感じかな。その男性2名の実家が、私の実家の裏にあることもそのとき知ったくらい。

ま、懐かしむという感じではまったくないなぁ、アウェーじゃん、と思っていたら、W先生(御年83歳)が「6年生の音楽会のときの演奏と合唱を録音したものを持ってきました」とおっしゃる。デジタル化してスピーカーに入れてきてくださったのだ。この時点でも、薄情な私は「音楽会?なにやったっけ?忘れたわ」と、恐ろしいくらいなにも思い出していなかったのだが、最初の合唱が流れたときに、知らない間に唄っていた。なんで自分が歌詞を知っているのかもわからない。でも、同じテーブルの男性も、Jも、みーーーんな口ずさんでいた。マイナーな児童むけの唱歌なのに。小6の音楽会以来、耳にすることなど絶対になかった曲なのに。次に、楽器演奏曲が流れたときに、私が片手にバチ3本ずつ持って木琴パートを担当していた記憶がよみがえった。そうすると芋づる式に、音楽会関連の記憶、家で木琴の練習をしていた光景も一緒に出てきたのだ。

「忘れる」というのは、記憶が消滅することではなく、記憶が入っている引き出しが固くて開かなくなっている状態らしい。40年ほど開けられることがなかった「小学校の記憶」の引き出しが、W先生が聞かせてくださった合唱と演奏でやっと開いたのだと思う。ちょっと不思議な感覚だった。

とはいっても、これ以上の引き出しは開くことはなかった。当然である、ほんとに2年間しかいなかったのだから。

当時アラサーだったK先生という女の先生は、70歳になられていた。びっくりするくらい変わっていなかった。若々しい。K先生は、60歳で定年後も嘱託で教師を続けられ、65歳でフルリタイアされたらしい。その間も子育てに主婦業もされ、今は、卓球にはまっていて試合にも出場していらっしゃる。また、ボランティアで老人ホーム的な施設に定期的に笛の演奏会などもされているとのこと。やはり、現役時間が長かった人って、老けないのかな。とても70歳には見えなかった。溌剌とされていて、滑舌もいいし、素敵だった。


あれこれ:
集まった37人の同窓生のうち孫がいる人が3名もいた。それから、話しかけるのがやや怖いような、金髪のロングヘアでチリチリパーマの元ヤン女子もいた。いるかなとは思ったけど、やはりいる。でも、誰かわからない。1次会は、開始が遅れて、乾杯まで1時間もかかったために、あまり誰とも話ができず。最後は知り合い女子と、K先生と女子会みたいに固まっておしゃべりした。翌朝は、八ヶ岳にむけて早朝出発のため、1次会で失礼した。来年もやるらしいけど、同窓会って毎年やるのかな。2年後の東京五輪の年とかでもいいかも。 







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by himarayasugi2 | 2018-05-12 12:40 | 雑感 | Comments(0)
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