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ヒマラヤスギ雑記

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柴犬、2度目の鳥取 前編

この連休、長期で神戸を離れられなかったため、八ヶ岳は諦めて、どうしようかと考えていた。せっかく夫が14日の金曜に休みを取ってくれていたので、ダメもとで犬と泊まれるホテルをあれやこれやと検索していたら、鳥取のホテルに空室があった。予約をいれる。鳥取ありきではなくて、空室ありきで始まった今回の一泊二日の旅行だけど、ケンにとったら9年ぶりの鳥取であった。普通、飼い主が鳥取出身とかでもない限り、神戸在住の一匹の柴犬が2度も鳥取を訪れることって珍しいのではないかな。最初、琵琶湖近辺で探していたのだけど(ケンと2回行ったことがある)、さすがに2日前では、以前行ったホテルは満室だった。

犬と宿泊するホテルを選ぶ場合、絶対に妥協できないポイントがある。それは、食事のときも犬と一緒におれるかどうか、である。犬と一緒におれるのは、客室の中だけと限定しているホテルが意外と多い。その場合、食事はレストランで取る場合、犬は客室でお留守番になる。これだと、なんのために犬と一緒に泊まれるホテルを予約したのかわからなくなる。別料金を払ってもいいから、部屋食にしてもらって、犬を留守番させないようにできるホテルもあるけれども、そういう措置を取っているところは、少数派である。

今回泊まったホテルは、そのような点で飼い主を一切不安にさせることはなかった。大浴場以外は、全て犬と一緒におれるし、ドッグランも2か所もあったし、スタッフもみんな犬が好きで、犬に優しかった。(宿泊ホテル:https://guhin.jp/ 後編で詳しく書く予定)

予報はずっと雨だったけど、意外と雨に降られたのは、車で移動中の間だけで、車から降りて休憩、観光をする間は、かろうじて止んでくれていた。

ケンにとっても私たちにとっても9年ぶりの山陰である。あまり人も車もない。道は空いていた。

まずは、鳥取砂丘に行く。夫は行ったことがあるけど、私は初めて行く砂丘である。空は曇っていたけど、あとで曇りで正解だったことに気付く。

鳥取砂丘、砂しかない。ミニ砂漠である。自分でもよくわからないけど、こういうなんの障害物もなく、開けたところに立つと、えらくテンションが上がる。思わず、わーっと叫んで駆けだしたくなる感じ。ケンはちょっと歩いただけで、「僕、砂丘あるかへん」とボイコットである。砂を歩くのが嫌いなのだ。芦屋浜でもいつも嫌がるし。夫(砂丘は2度目)が、ケンとその辺を適当に散歩してくれると言うので、私一人で砂丘の端っこまで行ってくることになる。わくわく。
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(歩き始め:すぐ目の前にある丘に行って、さくっと海を見て戻ってくる予定であったが、)

とにかく、あの端っこの丘を上がって、日本海を見るぞーっと、速足でぐんぐん歩く。砂の坂だって、ぐんぐん歩く。あれ?意外と遠い。
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(歩くわりには、近づかない。左の緑っぽいのは、オアシスらしい。)
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(歩いても、歩いても、端っこが遠い)
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(ちょっと近づいたか)
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(丘に到着して、日本海を見る。わーい。ここで興奮した私は、3回自撮りをしたのだった。)
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(映っている人は、知らない人)
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十分に日本海を堪能して、ケンと夫が待つ方向を振り返ると、歩き出した地点が、びっくりするくらい遠い。ここで、私の脚もかなり疲れていることに気付く。
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(矢印のところに夫とケンがいる。あまりに遠くて、びっくりすると同時に、疲れがどっとでる。)

障害物がない砂丘は、距離が近いように見えるのだが、実際はかなり広くて、海が見渡せる丘の頂上までは遠い。でも、近いと思って張り切って歩いてしまうから、砂に足を取られたりして、知らない間に体力を消耗してゆく。帰りは思わず楽そうな道を探してしまった私。これ、天気のいい気温の高い日だったら、絶対に水筒とか、帽子、日傘を装備していないと、熱中症になるなと思う。途中で気分が悪くなったとしても、引き返す地点があまりにも遠く、どうしようもなくなる。砂漠で、遭難して死亡する人の気持ちが一瞬わかったような気がした。砂丘の入り口にも、そういえば大きな看板で、「水筒と帽子をちゃんと携帯しているか?」とリマインドしていたことを思い出した。曇っていてよかったわー。私の無謀な駆け上がり方だと、途中で干からびるところだった。

やっとのことで夫とケンが待つ地点へ戻る。ケンは若い女性に撫でてもらったりして、ご満悦だったらしい。チェックインまでまだ時間があるので、私のリクエストで岩井窯へ行く。
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岩井窯のクラフト館は、山の中の素敵な施設である。かわいい秋田犬もいた。気に入った器があったら、買ってもいいかなと思っていたのだけど、ちょっとばかし、高い。素敵な器は、相応の価格で、旅先でえいやっと買うには、やや決断する時間が足りない感じだった。
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(かわいいワンコがいた!)
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(どこを切り取っても素敵)
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(周辺は、ずーっとこういう感じの道。このあと、ナビが盛大にくるってしまって、なかなかホテルにたどりつけなくなる。)

岩井窯を後に、いよいよホテルへ向かう。車に乗った途端に雨が降り始める。ナビが途中でおかしくなって、迷って何度もホテルに電話をして、1時間以上も遅れてやっとこチェックイン。

後編に(多分)続く。
by himarayasugi2 | 2018-09-16 11:52 | | Comments(0)
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