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ヒマラヤスギ雑記

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思春期のややこしさが詰まっている本とか、いろいろ

今は、ちょっと時間に余裕があるので、前から積読していた本を少しずつ読むようにしている。母から借りていた『文藝春秋』は読んで返した。昨日やっと読めたのは、近藤史恵の『インフルエンス』である。これは、ネタバレ厳禁だと思うので、アマゾンのあらすじを引用する。

巨大団地で生まれ育った戸塚友梨は小学校二年の時、仲良しの里子が祖父から虐待を受けていることに勘づいたが、救えなかった。
中学生になった友梨は、夜道で襲われかけた友人の真帆を助けようと暴漢を包丁で刺してしまうが、翌日その事件で警察に連行されたのはなぜか里子だった――。
心の底に秘めていた小さな思いがからみあい、取り返しのつかない人生の場面へと繋がって行く。
大人になった三人の同級生の人生が三たびからむ時、この関係が行き着く意外な結末とは。

ミステリーというよりは思春期の女性の友情のいびつさ、ややこしさを、ねっとり描写した物語という印象を受けた。思春期ならではの友人に対する異様な独占欲とか、自分とクラスメートを区別(格付け)する目に見えないラインの存在とか、誰でも読んでいて何か思い出すものがあると思う。この小説に書かれている世界と全く無縁だったという人は、逆に信じられないかな。文体は、すぐに改行されているから、文字数としては少なくて、ストーリーはぐいぐい引っ張っていく感じなので、ほんとに「あっ」という間に読める。

映像化されるのではないかな。ラストなどは文字よりも映像で見せたほうが、衝撃が大きいかも。


ドラマ『科捜研の男』:
2回目にしてリタイアしそう。とにかく船越英一郎が演じている人物が苦手。船越氏は役柄に忠実に演じているだけだと思うけど、ほんとこういう人が職場にいたり、上司だったら私ならすぐ会社やめそうだ。この男は常に会話が怒鳴っているのだ。普通の声で落ち着いて話をすることがドラマでは全くない。このドラマの主役は誰やねんっていうくらい、主役の影が薄くて、継続視聴はかなりつらいので、ここらで。

大河『いだてん』:
初回から視聴している。まだ話が全然見えてこない。主役の中村勘九郎の声が意外と高いことを知る。ドラマを見ていて飽きそうになったら、すぐ場面が変わるので、最後まで視聴できている。

ドラマ『グッドワイフ』:
全く期待しないで見ていたら、面白かった。常盤貴子がすごくいい。小泉孝太郎もはまっている。

小さい財布:
今は長財布を使っているのだけど、小さな財布に替えたくなっている。長財布は、重いし、鞄の中で場所をとるのだ。もっと身軽にコンパクトにしたい。ただでさえスマホが大きくて重いのに。そう思ってネットであれこれ見ていたら、どのサイトにいっても二つ折財布とか、マネークリップとかの広告が私を追いかけてくる。













by himarayasugi2 | 2019-01-15 10:22 | 本など | Comments(0)
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