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ヒマラヤスギ雑記

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『占い師アタル』、お守り、おまじない

『占い師アタル』の初回を視聴した。ドラマの四分の三は、ストレスだらけの職場の風景を、ラスト四分の一は、解決策と(やや)明るい未来の呈示だった。おそらく、これが基本の構成だと思う。「解決策と(やや)明るい未来」の呈示は、主人公の占い師アタルの見せ場である。初回では、占いというよりは霊能カウンセリング、みたいな感じだった。

志田未来が、とんでもなく人をイラつかせる優柔不断で自己評価の低い女性を好演している。志田未来を見ているだけでイライラしていて、チャンネル変えようかとまで思ったほどのウジウジした女性になりきっていて、これは演技でなかったらヤバいわー、というほどの演技力であった。すごいわ。トイレで「あたし、もう、どうしたらいいかわかんないのよ」と涙声で叫ぶのだけど、そのときの声が、涙と絶望とアタルへの(なんとかしてっ!的な)懇願とが微妙にミックスされて、コーラスみたいな感じで、ほんとに上手だった。

アタルは、その特殊能力ゆえに心の闇を抱えてそうで、友達もいなさそうに見える。これがどうストーリーに影響してくるのか。そのほかの職場のみなさんのキャラも、類型化された感じで、こういう人、いるいるいるっ!と思った。誰にとってもストレスたまりそうな職場だった。

アタルは、志田未来演じる「神田」に(アタル以外はみんな山手線の駅名だ)「(自分に自信がないから)ラッキーカラーやパワーストーンにすがって、上手くいってもそのおかげになって、あなたは何もしていない」と言う。で、神田は第一話のラストにパワーストーンのブレスレットと香水(彼女は自分が臭うと気にしていた)を捨てるのだ。ついでにあの心の冷たい彼氏も捨ててしまえ。

でも、女性でお守りとかをいつも携帯している人って多いと思う。19歳のときに祖母にもらった指輪は、普段の外出時につけている。私が海外旅行に行くときに、祖母が「旅のお守りに」とそのときはめていた指輪を外してくれたのだ。以来、外出時は、常にこの指輪をつけている(つけていなかったときは、他の指輪をつけるようなオケージョンのときくらい、「ケ」の日はいつもこれ、19歳のときから)。外で恐ろしい目とかに遭ったことがないのは、この指輪のお陰だともう思い込んでいて、今さらこれを外すことは逆に怖くてできない。アタルに怒られそうだけど。

それから、夫が朝会社に行くときに、必ず夫にかける言葉がある。気がついたら毎朝言っているという感じ。事故やトラブルに遭わず、職場で元気に楽しく仕事できて帰宅しますようにという願いを込めた、シンプルでどうってことない言葉だけど、私の中では「おまじない」になってしまった。これも効果があると思いたい。

今年は、なんでも思いついたらメモを取るようにしようと思う。ケンと散歩しているときとか、入浴中とかにふといいアイディアがわいてくるから。








by himarayasugi2 | 2019-01-18 09:51 | 雑感 | Comments(0)
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