ラグビーワールドカップの日本対アイルランド戦をTV観戦した。今回の観戦でかなりルールが理解できたし、面白く見れた。実況と一緒に興奮できたし。これでノックオンも、ノットリリースザボールも、なんのことかわかる(ドヤ!)。試合を見ながら、「これ、アイルランドがひとつトライを取ったら、すぐ逆転やんね」というしごくまっとうなコメントもするっと出るようになって、とりあえずラグビー観戦初心者に一歩近づけた。(レベルが低くて申し訳ない)
アイルランド戦を見ていて素人ながら思ったのは、この試合の日本の守備は完壁だったのではということ。アイルランドのフォワード(?)の人たちって、太もものような腕と首、胴体のような太もも、ドラム缶のような胴体の人間離れしたガタイで日本の陣地に攻め込んでくるんだけど、その様子は、豪雨で氾濫した川の水がドドドドドーッツと流れてくるみたいであり、重戦車が突進してくるようでもある。それを、桜のジャージが、とにかく身を挺して止めていく。巨大戦車に対しては、2人がかりでタックルしていたし。その止め方をしばらく見ていると、感動してしまった。突っ込んでくるほうも、それをせき止める方も、どちらを見ていても自己犠牲という言葉が浮かぶ。ラグビーってこういうスポーツなんだ。
そりゃ、バックスから俊足の選手が、さーっと走ってトライを決めるっていうのは、観ていて爽快だし、気持ちいいけど、なぜか私は必至で止めるあのタックル連続の場面が印象的だった。自分なりにこの競技の面白さを見つけたような。
日本がアイルランドに勝利!すごーーーい。テレビの前できゃーきゃー叫んでいた。次も応援する!
今期のテレビドラマ、とりあえず視聴していたものが全部終了した。結局のところ満足したのは、『これは経費で落ちません』と『サギデカ』の2本だけ。『サギデカ』はヒリヒリするような視聴者もちょっと疲れるギリギリの、でも、めちゃくちゃ面白い脚本だった。木村文乃という女優さん、今回はじめてすごくいいと思った。メンタルに抱えたものがあって、情緒不安定と安定の間を頻繁にゆらぐような、かなり難しい役だと思うけど、自然に演じていたと思う。朝ドラ『なつぞら』は、北海道編と東京編で脚本の練りが全然違うような。とくに東京編の後半は、ほんとにこれで(脚本)いいの?って思ってしまった。やはり北海道編が(しかも子供時代が)よすぎたのだ。『スカーレット』、視聴しようかな、どうしようかな。
もうすぐ10月なのに、なんか日中、暑いと思うわー。なんだよこれ。
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