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ヒマラヤスギ雑記

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正しく老いる

朝、ケンと実家に顔を出したら母が「ちょっと聞いてちょうだい」と話し出した。母のところに東京の叔母(75歳くらい)から愚痴り電話があったのだ。

11月、東京在住の母の妹の配偶者、つまり私にとったら東京の叔父が亡くなった。コロナ禍ということもあり葬儀は家族だけで済ませている。お香典は辞退する旨を周囲にも伝えていた。しかし顔の広い東京の叔母のところに先日、「お花代」という名目でお金が送られてきた。84歳の男性からである。叔母も参加する趣味の集まりに顔を出す1人だそう。

香典は受け取らないと連絡していたが、お花代としてきたので叔母はまず電話でお礼を述べ、後日、お返しを送るつもりであることを伝えると、「家まで持ってこい」と男性は言うのだ(ここで私なんかは驚いたのだが)。この男性はなんだかんだ用事をつくっては、叔母を家に呼びつける人らしく、その際に某洋菓子一箱を手土産に持参することを毎回要求する。この男性はその洋菓子が好きらしい。

叔母はその男性が好きな洋菓子を2箱とお米券数千円分を持って男性宅へ行き、お礼を述べて品を渡して帰宅した。

しかしその後、男性から電話があり、「お返しの金額が足りないのでは」とクレームしてきた。叔母はぎょっとする。大好きな洋菓子を二箱とお米券では足りないのだろうか。男性は、「あなたがもってきた洋菓子のうちひと箱は、手土産だからお花代のお返しには含まれない、だから足りない」と言い放ったという。なにも対応しなかったら、それこそ毎日電話がかかってくるかもしれないと思い、叔母は「四十九日が終わったら美味しいお菓子を送らせていただきます」と答える。そこでその男性も一旦は引き下がる。

ところがその後、叔母が渡したお米券が送り返されてきた。同封された手紙に「お菓子を送るときに、お米券をデパートの金券に変えて一緒に送りなさい」とあるのだ。さすがに叔母はショックを受けて母に「どうしたらいい?」と相談してきたのだ。

母は、「お花代でいただいたお金をそのまま手紙つけて送り返したら」と叔母に提案。叔母が「手紙になんて書いたらいい?」と言うので、母は「関西出身で(*1)いたらぬ点が多く、ご無礼ばかりいたしておりますので、これ以上、そちらさまに不愉快な思いをさせたくありませんから、今後は一切のお付き合いを控えさせていただきたく存じます、で、どう?似たような文章にしたら」と文面を電話越しに伝える。叔母は「なるほど」と言いながらメモっていたらしい。

現在、続報を待っているところ。叔母がほんとにお金を送り返せたかどうかは不明である。

叔母が、同じ趣味の集いの友人にその男性の話をしたら、「あの人は前からエラそうで、嘘つきで、自分勝手だからみんな避けていたの。あなただけが優しく相手してあげるから、あの人はある時点からあなたにばかりそういう態度をとるようになったのだ」と教えてくれた。そんなことを初めて知った叔母は、再びショックを受けている。

この男性は、奥さんもお子さんもいて、おそらく現在は奥さんと2人暮らし。現役時代は有名企業の要職についていた人らしいけど。

母からこの話を聞かされて、かなり驚いた私。ほんとにこんな人いるんかい。叔母によるとこの人は、趣味の集いでもいつも的確な意見を述べ、頭はすごくしっかりしているらしい。ただ話を聞く限り、社会性が低い印象を受ける。それが高齢だからなのかといえば、昔からそうだったらしいので、きっと、もともとそういう人。年齢とともに顕在化したのだ。

正しく老いたいと思う。


*1)この男性は、叔母が関西出身であることを見下していて、関西出身の叔母が東京で長く楽しく過ごしているのが気に入らないらしい。そんな人の相手なんてする必要なし!そこが一番腹が立つとこだ。



Eテレの『100分de名著』がとても面白い。趣味についての話はとてもよくわかった。来週が楽しみ。









by himarayasugi2 | 2020-12-17 07:30 | 雑感 | Comments(4)
Commented by toaruhi at 2020-12-17 10:42
す、すごい…!
もちろん、感心しているのではありません。
それこそ、関西弁まるだしで一言返すと
『…マンガやん!』
普通は、笑い話で用いる言い回しですけど
(ほんま言うたら中川家のネタで聞くくらい?笑)
もう、怒気を含んで!
叔母様、お淋しいところにそんな…そこが最も許せない。
Commented by himarayasugi2 at 2020-12-17 11:58
たろさん、
こういう人と実際に遭遇したことがないので、ただただ唖然です。
現在は続報待ちですが、もし叔母が実家の母が提案したとおりの手紙を当該男性に送ったら、きっと「これはどういうことですか!」と電話がかかってくると予想しております。その際、「お手紙で書いたとおりです」と言って電話を切ってしまえ、と母が叔母に指南したそうです。どうなるやら。
Commented at 2020-12-17 16:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by himarayasugi2 at 2020-12-17 16:17
鍵コメントさん@1600、
こんにちは。時々コメントをされていて、よく覚えております。続けて読んでくださってありがとうございます。

鍵コメさんがおっしゃるように、私もこの方はもう変わらないと思います。叔母は趣味の集い(今はコロナでやっているかどうか不明)で顔を合わせるだけの付き合いにとどめて、金輪際こういう人とはかかわらないほうがいいと思います。が、なかなか決断できなさそうで、どうなるのか。実家の母は、叔母はそういうところは優柔不断だからびしっと言えないんじゃないかと今日も申していました。

マイペースで、ゆるゆるだらだら書いていますが、お時間のあるときに覗いていただけると嬉しいです。このブログのことを覚えていてくださり、ありがとうございます!
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