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ヒマラヤスギ雑記

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サイズ大事

ケンと夕方散歩をしていたら、むこうからご近所の犬友さんのご主人が自転車でやってきた。ここのおうちのウエスティは、社交的で人望があって、犬見知りのケンもこの子が大好き。ご主人は、60代後半の方である。ケンとの散歩途中でよく話すようになった方で、奥様もとても気さくでよくお喋りが長くなる。

ご主人は「おー、久しぶり、ケンちゃん!」と言って、わざわざ自転車を止めて降りてくれた。ケンはクンクンとご主人の足元を嗅いで、「あ、あの子のパパだ」と確認。ご主人は、ココアみたいないい感じの微妙な茶色のフェルトの中折れ帽をかぶり、深い紺色のシンプルなマウンテンパーカー、赤いセーターを少しだけのぞかせて、水色と紺色のツートンのリュックに、ノンウォッシュデニムに帽子の色とトーンが同じ茶色のニューバランスのスニーカーという装いである。ケンがくんくんしていたデニムが、すごく素敵なデニムだったので、「そのデニム、素敵ですね」と声をかけたら、とても嬉しそうに笑う。

「嬉しいなぁ、このジーンズね、オーダーメイドで作ってん、ちゃんと採寸して一か月待ったんよ」とご主人。「ちょっと贅沢したんやけど、気付いてもらって褒められたら嬉しいもんやな」「オーダーメイドだなんて、お洒落ですね」

ご主人によると、採寸はかなり細かかったそう。ジーンズで一番大事なのは太ももの付け根のサイズだと教えてもらう。太ももの付け根のサイズを基準にジーンズを選ぶとシルエットがカッコよくなるそう。そのジーンズメーカーのサイトによると男性でお腹がどーんと出ていて、脚はお腹に比べてかなり細い場合、ウエストのサイズに合わせて既製品のジーンズを選ぶのだけど、そうなるとお腹はパンパン、太ももぶかぶかで、シルエットが「おぢさん」になってしまうんだとか。ご主人はスタジオに通っているだけあって、お腹も出てないすっきりしたスタイルなのだけど、採寸の上でのオーダーメイドだからかシルエットがすごくきれいである。丈もぴったり。

若い頃は、その辺にあるものを羽織るだけでも若さで着こなせるが、年齢を重ねると、体重に変化がなくても赤身と脂身の配置や量やバランスが変わってくる。若い頃の服をそのまま着ても、お腹とか腕の付け根とか背中とかがきつくなったりする。なんかシルエットが微妙になる。個人的には、首の付け根から鎖骨の周囲が最近痩せてきたような気がする。あれ、なんか今までの服が似合わなくなったなーって思うときってこういうとき。

適度な運動と節制を意識した食生活は努力義務として、洋服を選ぶ際は「あるべきところに適度なゆとり」のあるサイズ感の服を着ることを最近は意識している。たとえば私の場合、ユニクロのニットはLサイズでないと腕の付け根が微妙にパツパツとなる。数センチの差なんだけど。ただ大きけりゃいいってわけでもない。数年前に購入したスプリングコートは、肩も、袖幅も、身幅も全体的に「ただ大きいだけ」で、メリハリがなくて封筒みたいで出番がない(*)。肩幅が狭くてなで肩なので、ただ大きいだけだと余計に貧弱で薄い肩が目立つのだ。

よく着るものこそ(Tシャツとかタートルネックとか、デニムとか普通のパンツとか)こまめにサイズ感を見直さしたほうがいいかなと思う。洋服の「一生もの」というのは一部のものを除けば幻想だと思う。

*)これは実店舗で試着して買ったのに。やっぱり実店舗の雰囲気に飲まれてしまって冷静に「これ、なんかしっくりこない」と見極めることができなかったのだと思う。「お似合いですよー」の一言がないぶん、ネットでじっくり吟味して買ったほうが失敗がないのかなぁ。複雑。




ドラマに対する愚痴:
ファッション誌業界にも若人の恋愛にも一切興味がないのだけど、なーぜーかー、『オーマイボス!』をずっと視聴している(間宮くんが出ているから)。夫は「あの、菜々緒のドラマやろ」という認識。そして夫は「あの子(主人公)、なんや地味やけどよく映ってるやん、主役みたいや」(主役や!)とか、今更なに言うてるねんみたいなことばかりテレビに向かって言う。私がどうしても許せないのは、主人公の「なみちゃん」が、あの仕事ができてツンデレで端正なお顔の素敵な先輩である「中沢さん」(演者:間宮祥太朗様)を振ってしまうことである。なぜ振るのだ。私だったら絶対に中沢さんにするぞ(そもそも中沢さんがこっち向いてくれるわけでないけど)。





by himarayasugi2 | 2021-02-24 10:09 | モノ | Comments(0)
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