カテゴリ:スポーツなど( 119 )

またまた久しぶりのブログになってしまった。日があいてしまう理由の一つに、やらないといけないことがあったり、用事があったりなどなどで、気がついたら書いてない、となるのだ。言い訳はこのへんにして、「フィギュア見ました」の記録など

フィギュアスケート:
グランプリファイナルが終わった。テレビはライブではないし、編集した上に煽りVTRが挟み込まれるので、ほぼ見ない。結果を知って、興味のある動画だけを見るという感じ。

3Aを成功させて、女子の紀平選手が初出場初優勝を飾った。難度の高いジャンプをきっちりきめたら、勝てるという当たり前のことが、やっと現実に起こったという感じだ。3Aをショートとフリーあわせて3本決めた浅田選手が、バンクーバー五輪で優勝できなかったことが、異常なのだとあらためて思う(他の試合だって、辛口評価ばかりだった)。紀平選手の活躍は喜ばしいことである。ただ、それとは別に、浅田選手が当時、なぜ、冷遇(あえて書く)されなくてはいけなかったのだろうとか、どうしても思い出してしまって、胸の奥のほうが、少しヒリっとする。いつまでもこういうことを外野が言うのは、よろしくない。それはわかっている。浅田真央さんは、とっくに前を向いてセカンドキャリアで輝いているのだから。

「誰を越えたか」(「真央越え」などとマスコミは煽るけど)で選手を語ることには、さほど意味がない。選手の最終評価は、引退したときにおのずと定まるものだ。伊藤みどりさんや、浅田真央さんがフィギュアに残したものは、後からどんな選手が出てきても、上書きされることはない。それにこの2人は、特別。

紀平選手は、このまま次の世界選手権でも、ジャンプを決めて優勝して欲しい。ザキトワ選手のスコアと比較してみたのだが、完全に「技術点の差」が勝敗を決していた。これはとても気持ちがいい。紀平選手のSPの衣裳は、もうちょっとシンプルにしたほうがいいかな。

個人的には、坂本選手を応援している。彼女のことは、昨シーズンに初めて知ったんだけど。モダンバレエみたいな振り付けも好きだし、そういう振り付けをしたくなる振り付け師の気持ちも少しわかる。素材が魅力的だから、いろいろ試したくなるのかも。幅、高さのあるジャンプも好きだし、お花が早回しで咲くようなスピンも好き。スケーティングも滑らかで、豪快で、スピードがある。今期、一番好きなフリープログラムかも。SPのときも、髪の毛はまとめたほうが好きかなぁ。彼女は頭が小さいし、魅力をアピールしたほうがいいと思う。彼女の試合結果とスコアに一喜一憂している。

日本人選手以外だったら、ロシアのトゥクタミシェワ選手を応援している。彼女は、大事なときに怪我をしたりして、平坦でない選手人生を今まで送っているけど、必ず這い上がってきている(途中で消えてしまったロシアの女子選手は多い)。プログラムは、いまいち好きでないし、衣裳も過去には謎衣裳(占い師みたいなチュニックとか)もあったけど、一流のジャンパーだと思う。

THE MANZAI
昨日の夜、チラッと見た。インディアンズで大笑いした。面白い。どうしてこんなに面白いのに、M1で決勝にいなかったんだろう。「ミキ」も安定の面白さ。中川家の漫才を見忘れてテレビを消してしまった。

ここ数日:
授業にも出るし、G会にも出るし、飲み会でもはしゃいでいた。夫のバンドのライブにも久々に行った。G会の飲み会周辺の話とか、別記事で書くほどでもないけど、後日に書けたら書いておこう。 








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by himarayasugi2 | 2018-12-10 12:48 | スポーツなど | Comments(0)

今シーズン、はじめてフィギュアスケートをテレビの画面で観た。番組を最初から最後まで全部視聴するというようなことはなく、結果をある程度知った上で関心のあるものだけをちょこちょこっと観る感じである。それから、今シーズンに4年ぶりに競技に復帰した高橋大輔選手のフリーは、ネットで観た。


以下、あれこれ感想。


※あくまで個人の感想です。


坂本選手は、ヘルシンキのグランプリシリーズでショートを失敗して7位スタートとなり、フリーで挽回して3位に滑り込み表彰台に乗った。そのフリーをテレビで観たのだが、とてもスピードがある。あっというまにリンクの端から端へと移動する。ジャンプも高くて幅が広くて、豪快。体が強いことがわかる。背中もしっかりしているし、脚も丈夫で、この脚だからこそあのスピードと高さなのだと納得できる。昨季に比べてぐっと表現がついたと思う。振り付けから唐突感が消え、演技全体が流れるように滑らかになった。プログラムも素敵だ。疾走感があって、内側から生命力があふれ出るよう。他の女子選手を見ると、いかに坂本選手が早く、高く、豪快かというのがよくわかる。坂本選手の演技ばかりネットで観ていたせいか、他の女子選手を見ると、スローに見えるのだ。


坂本選手は、女子フィギュアでよくみる「バレリーナ的」な感じはしない。あまり「舞踊」という感じがしない。絵画にたとえたら、浅田真央さんの現役時代がルネサンス絵画の聖母子像(フィリッポ・リッピとかラファエッロとかとかによる作品)のマリア様や天使のようなイメージなら、坂本選手は、クレーとかロスコとか、オットー・ネーベルとかの絵画のイメージ(※あくまで個人の感想です)。絵画に例えられない選手の方が多いと思うから、こういう風にイメージできるくらい坂本選手の演技中のビジュアルは、私にとっては印象的で際立っているのだ。スケートアメリカでは2位で、今回は3位だったから、グランプリファイナルは他の選手の結果待ちだけど、なんとかして残って欲しいと思う。それより世界選手権に出て欲しい。


彼女のフリーの振り付けを担当したのは、フランス人の振付師、リショーさんである。テレビで、海辺に暮らす孤独な女の子をイメージして振り付けたと答えていた。明るくて、朗らかな女子高生の坂本選手の別の一面、彼女自身も気がついていない一面を、彼は発掘して、このような素敵な振り付けで表現したのだろう。昨シーズンの『月光』の振り付けにも共通しているのだが、プログラムと曲想の静かで少し哀しい感じと、抜群のフィジカルの組み合わせがとてもいい。


高橋選手のフリーもリショーさんが振り付けたそう。ものすごくカッコイイ振り付け。出だしのところのマイムもいいし、ステップもいい。ブランクもあって後半はジャンプの着地に乱れが散見されたし、スピードもやや減速気味だったけど、素晴らしいプログラムだった。私が振付師でも、やっぱり自分の振り付けを高橋選手のような人に演じて欲しいと思うだろう。


※あくまで個人の感想です。


ザキトワ選手のフリー、あまり振り付けがよいとは思わない。脚が伸び切っていないような、膝がぼこっと出ているような感じが終始気になった。ジャンプも滑りも坂本選手のほうが良いと思ってみていた。なんでこれにここまで点が出るのだろう。同じことが、男子の優勝者にも言えるけど。あのプログラムの良さがよくわからない。ジャンプの着地の乱れが目立ったのに、点数は高い。


ここのところ忙しかったけど、ちょっと落ち着いたので、久しぶりにブログを書いた。浅田真央さんが引退したらもうスケートは見ないと思っていたけど、また以前ほどではないけど気にするようになった。全日本選手権が今からすっごく楽しみ。


コートが欲しいよ。


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by himarayasugi2 | 2018-11-05 21:52 | スポーツなど | Comments(0)

印象操作?

テレビを見ていて、「もしかしてこれは印象操作をされている?」と感じることがあった。

昨夜(8月30日)の『ニュースステーション』の冒頭で、体操の宮川選手が強化部長の塚原千恵子にパワハラを受けたと訴えた件が取り上げられた。その際に、テレビ朝日のスポーツコメンテーターという宮嶋泰子が、塚原千恵子に独占インタビューをして、その様子が放映された。VTR後に、インタビュー内容について宮嶋泰子が解説をしたのだが、その一連が、パワハラは宮川選手の勘違いだと視聴者をあからさまに誘導しようしたものだった。私は宮川選手の訴えが正しいか正しくないかが精査される前に、はじめから塚原千恵子を擁護する宮嶋泰子の態度に不信感を抱いた。

明らかに宮嶋泰子と塚原千恵子は旧知の仲だと考えられる。そうでないと、独占インタビューが許可されるわけがない。宮嶋泰子は、「塚原さんは、本当に選手のことを考えている人だ、18歳の少女が、71歳の女性と話すだけでも緊張するから、宮川選手は過剰反応したのではないか、彼女のコーチの暴力の方が問題なのに」ということを言い続けていたように見えた。宮嶋泰子は自身が中立であるように見せようと努力していたが、彼女は感情的で、興奮していて、中立ではなく塚原側の人間であることは、明らかだった。報道番組や新聞が、完全に客観的で中立であるとは考えてはいないが、真相がまだわからないのに、ここまであからさまに偏っている様子を生放送で見たことは、新鮮だった。また、踏み込んで言わせてもらえば、こういう人こそパワハラをやってそうだなと感じさせる言動だった。

このパワハラ問題については、真相は明らかになっていないし、なんとも言えない。でも、宮川選手はかなり覚悟を決めているなと思ったし、本気で自分のコーチを守ろうとしている姿には嘘がない。宮嶋泰子の解釈が、完全に間違いだとも思わない。ただ、報道する側が、真相がわかる前に中立性を欠いた態度で語りすぎだと思った。

小川アナウンサーだけが、宮嶋泰子のコメントに対して同意していないようで、険しい表情をちらっと見せていた。この人は、まともだと思った。










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by himarayasugi2 | 2018-08-31 21:40 | スポーツなど

サッカー日本代表が、決勝トーナメント進出を決めた。とはいっても、グループリーグ最終戦であるポーランド戦は0‐1で負けた。最後は、反則数がセネガルより少ないことで、グループリーグを2位で通過したのだ。私は、家事をしながらほとんど見ていなかったけれど、テレビにかじりついていた夫が実況してくれていて、状況は理解できているつもり。

最後の10分は、無理に得点を狙って反則を取られないように、相手にゴールされないように、ひたすら日本チームはパス回しをしていたらしい。同時にやっていたコロンビアvsセネガル戦の戦況をチェックしながら、だという。それが国内外で「日本はつまらない試合をやった」とかで、ブーイング、バッシングを浴びたというのは、報道の通り。

でも、もし、ポーランド戦で、日本が今まで通り攻撃的にゴールを狙いにいって(引き分けたら決勝進出)、途中、1個でも反則を取られたりして、で、得点もできなくて、結果グループリーグ敗退となったら、何を言われていたかわからない。監督は厳しく非難されたと思う。「現状維持していたら、決勝に行けたのに!」みたいなことを言う人は必ず出て来る。また、ああやって10分ほどパス回しをやっている間にだって、何かの拍子でポーランドが追加点を入れる可能性だってあった。セネガルがコロンビアと引き分け以上に持ち込む可能性もあった。そのどちらかが起こって日本が決勝に進めなかったら、「ちゃんと戦っていたらよかったんだ」と非難する人だって出て来るだろう。パスを回しで時間を稼ぐ戦術は、リスクもあったし、監督がどこでその戦術に切り替えるかを決断するタイミングも難しかったと思う。最悪の場合の批判は、全部一人で負うつもりで、監督が決断したのではないだろうか。腹を決めたのだと思う。

非難している人たちは、もし自分が監督の立場だったら、どうしたというのだろう。反則数が順位に影響することは、ルールで決められているのだ。前に五輪で見たバドミントンの無気力試合とは違う。リーグ戦というのは、それまでの戦績を総合的に評価して順位をつけるものだから。とはいっても、監督、選手の顔は複雑そうだった。決勝で、思う存分闘って、ぱーっとして欲しい。

決勝ではいきなり優勝候補のベルギーとあたる。おっとベルギーかぁ、っていう感じだけど、勝ちが約束されているものはいないのだから。いいサッカーを見せつけて欲しい。


つぶやき:サッカー、ほとんど詳しくない私は、一番好きな選手は、ずーっと宮本恒靖だった。宮本さんが選手だったときで時計がとまっていたのだ。このたび、やっとそれが現役選手の吉田麻也選手に更新!吉田選手、野武士みたいでワイルドでかっこいい。海外勢と競っても負けないフィジカルもいいわー♡ がんばれー(黄色い声)


日大アメフト:
すっかりワールドカップ報道の影に隠れていたけど、日大が雇った人で構成されている第三者委員会でも、内田・井上両氏の指示で反則プレーが行われたという結論が出た。学連の調査と同じ結果でよかった。第三者委員会がとったアンケートでは、120人の部員全員が内田監督らの指示だと答えたことが判明したらしい。また、アメフト部員に口止めの圧力を日大職員らも行っていたこと、内田・井上両氏には反省の様子が見られないこと、などなども明らかになった。日大はこの結果をどう受け止めたのだろうか。

指示されて反則プレーを行った日大の選手が、勇気を出して自分の言葉で、たった一人で記者会見をしたことで、結果的にいろいろなことが明らかになったし、状況が変わったのだと思う。彼の勇気がなかったら、彼だけが悪者になって、また陰でこういう反則戦術が繰り返されていたかもしれない。









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by himarayasugi2 | 2018-06-30 10:31 | スポーツなど | Comments(0)

半端ない、99.6

担当美容師から最近サッカーについてレクチャーを受けることが多く、どのスポーツでもあるのだろうけど、サッカーも「大人の事情」みたいなのがあるというのはなんとなくわかった。美容師によると、監督が間際にクビになったりするのも、その大人の事情の余波だとか。「今回のワールドカップは、日本はすぐ負けるって言われているんですわ」とも。

それがどうだ。コロンビアに勝ったじゃん。きっと美容師もびっくりしていることだろう。

決勝のゴールを決めた大迫選手は、高校のときからその才能は際立っていたそう。当時大迫選手がプレーをする高校と対戦して負けた高校(兵庫県の滝川第二高校)のキャプテンの敗戦後のロッカールームでの動画が面白いんだと夫が教えてくれる。

大迫選手のあまりの上手さに「大迫半端ない」とロッカールームで絶叫し、「どうやったら大迫を止めることができるのか」とか、一見悔しがっているようで、実は大迫選手をリスペクトしまくっているという動画である。滝川第二のサッカー部の監督までも「大迫選手は、日本代表に入るんじゃないか」と言い、「俺、握手してもらった♡」「(大迫選手のいる)鹿児島城西を応援しよか」(試合はトーナメント制)と勝者を讃えるのだった。

この「大迫半端ない」というフレーズが、以来有名になっているそう。ワールドカップで決勝ゴールを決めた大迫選手は、もちろん「半端ない」のだが、私はこの滝川第二高校のキャプテン、チームメート、監督の雰囲気がめちゃくちゃ好き。グッドルーザーの見本というか。負けをぐちぐち引きずらなくて、素直に勝者を讃えられるっていい。キャプテンが敗戦で暗くなっているチームをぱっと笑わせている。

試合が終わって泣けるっていうのが羨ましい。一生懸命やったからこそ涙が出るわけで。そこまで打ち込めるものがある時間のなんと贅沢なこと。負けても爽やかに、爽やかに勝者を讃えるっていう。サッカーを一生懸命やっている高校三年生だけがもっている爽やかさだと思った。コロンビア戦での大迫選手のゴールを見て、当時のキャプテンは、嬉しかっただろうな。青春や~♪

有名すぎて今さらって感じだけど、
https://www.youtube.com/watch?v=pZ2UIYRK5I4

地味に応援している:
たまたまアルゼンチンとアイスランドの試合のダイジェスト(もしかしたら生中継だっけ?)を見て、アイスランドが強豪アルゼンチンと引き分けたことに感動する。アイスランド、初出場らしい。行ける!このままグループリーグを勝ち抜くんだ。

で、今日の日経新聞で見つけた記事にまたしても感動する。

以下、引用
アイスランド・サッカー協会は18日、アルゼンチンと1-1で引き分けた初戦のテレビ視聴率が99.6%だったと同協会の公式ツイッターで発表した。初出場ながら優勝候補のアルゼンチンと互角に渡り合い、人口約33万人の小国が熱狂に包まれたことを物語った。

99.6%ってすごい。なんの数字かよくわからず。逆に0.4%の見ていない人は、何していたんだろう。もしかしたら、友達の家に集まって観戦していたから、何軒かの家のテレビがついていなかっただけかもしれない。それに全国民で33万人というのもびっくりである。国民のサッカー濃度がものすごく高いのかも。日本や他の国と比べて分母が小さすぎである。アイスランド、次も勝って欲しいな。








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by himarayasugi2 | 2018-06-20 20:43 | スポーツなど | Comments(0)

今週は、日替わりで会見があった。どのチャンネルでも、どの時間帯でもほぼ日大のアメフトの話題を扱っていた。識者、芸人、タレント、記者、弁護士、元検察官、街の人、大学教授、スポーツライター、俳優などなどありとあらゆる人がコメントをしていた。今回の事件は、古い体育会気質が根元にある、みたいな指摘をちらほら目にする。昭和の頃の大学の体育会に一瞬だけ所属していた経験から、体育会のある種の極端さみたいなのは、なんとなくわかる。私がいた部は、他の強豪校とか、男子の体育会に比べたら、比べ物にならないような緩いものだけど、年次が上のものには、絶対に逆らえないという原則は、女子大だろうがなんだろうが、体育会全体に共通するものだった。上のものとは議論をすること自体、ありえない感じだった。だから、今回の事件のひとつの原因に「上には絶対服従(破れば厳罰)」ルールがあるとする指摘には、同意する(*1)。アメフトの名門である日大では、想像以上に厳格なルール順守が求められているのだと思う。

だから、よけいに反則をした当該選手のあの記者会見には驚いた。勇気があると思った。
腹をくくったのだなと思った。

この事件、さらなる展開があるのだろうけど、事実が明らかになり、それに基づいたフェアな処分が下りますように。当該選手の勇気がなんらかの形で報われますように。


最近、ものすごく美しい鳥の声が庭や近所で聞こえる。Tおばさんが、あれはイソヒヨドリの鳴き声だと教えてくれた。先日も散歩途中でおしゃべりしたKさんもおっしゃっていた。イソヒヨドリの声を聞くと、まるでイギリスの田舎にいるような気分になるのだ。


*1)とはいっても、上がまともな人であれば、このような反則プレーは起こらなかったわけなので、あくまでも原因の一つくらいでとらえるべきだと思う。一番の原因は、推して知るべし。 









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by himarayasugi2 | 2018-05-26 13:02 | スポーツなど | Comments(0)

日大のアメフト部の内田前監督と井上コーチの会見の一部を見た。見ても見なくてもいい会見らしいけど。

深く反省し、謝罪し、真摯な態度だった日大アメフト選手の会見を受けての緊急会見だったから、てっきり真実を話し、謝罪する会見だとばかり思っていた。ところが、実際の会見は言い訳に終始していた。この会見の模様をご覧になっていた人は、同じように感じると思うけど、率直にいって、やらないほうがマシだった会見かもしれない。なんかもう、グダグダだった。

前監督とコーチは、反則をしろ、怪我をさせろという主旨の指示ではなく、思いっきりやれという意味だったと、繰り返す。ようするに、最初に関学に提出した回答書の「指示する側と受け取る選手の間に乖離があった」をそのまま出してきたわけ。これは、当該選手には言葉を読み取る能力が欠如していたと暗に批判しているようにもとれる。

「QBを潰せ」という指示は、他大学アメフト部でも使う言葉(ジャーゴンというかそういうもの?)で、本来意味するところは「思いっきりやれ」的なことらしい。おそらく当該選手も今まで何度かそういう言葉を試合前に耳にしてきただろう。今回がはじめてではないはずだ。でも、同じ指示を受けたにもかかわらず結果として意図的にラフプレーを行い相手に怪我をさせた。それはなぜか。

やはり指示(言葉)というのは、受ける相手がどのように受け取ったかが全てだと思う。さらに言うと、受け取る相手がいてこそはじめて指示として成り立つ。指示する側がどのようなつもりでいったかが問題ではなく、受けた側がどのように指示内容を理解し、そしてどのような結果をもたらしたかが、遡ってその指示の本当の意味となる。当該選手が、今までも耳にしていたであろう「潰せ」の指示を、今回に限って「怪我をさせろ」と理解したのは、その指示に至るまでの背景、文脈が今までとは異なっていたからだ。

はっきりと「殺せ」という単語を使わなくても、よくドラマとかで「どういう意味かわかるな」とか「あいつがいないといいかもな」的なことを、黒幕がほのめかして手下に実行させるという場面があるけれども、そういうのをちょっと思い出してしまう。そこまででないにしても、指示した側は、この「潰せ」指示を、当該選手がどう解釈してもかまわないとすら思っていたのかなと思う。推測であるが。

あくまで個人的にいだいた印象だけど、当該選手の会見では、彼が認識している真実を包み隠さず話してくれていたと思う。一方、前監督とコーチらは、彼らが認識している真実をそのまま語っていないと感じた。井上コーチは、なんどか言葉に詰まっていたし、ここは嘘なんじゃないかなと感じる瞬間もあった。なんだかとても迷っているように見えた。

びっくりしたこと:
当該選手の会見のあとに日大広報が出したコメントがひどいと思ったのだけど、昨日の会見を仕切っていた人が、広報部の人だったと知って、納得した。大学の重要な公式の会見の司会をできる人が、ああいう人しかいないのなら、広報部のひどいコメントも仕方がないかも。つらかったかもしれないけれども、当該選手は1人で会見をしてよかったかもしれない。あの広報の仕切りで会見をしなくてよかった。昨日の会見を見ている限り、日大は学生を守る気は1ミリもない大学なんだなと感じた。

昨日の日大広報の司会者の振る舞いや、キレ気味の発言(「見ても見なくてもいい」「(日大ブランドは)落ちません」)で、イメージがかなり悪くなったのでは。広報の本来やるべきことと反対の方向に向かった会見だった。同じような質問が重なったとしても、言い方があると思う。 












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by himarayasugi2 | 2018-05-24 10:03 | スポーツなど

関学のQBに対して危険なタックルを行った日大の選手が、個人として記者会見を開いた。これをご覧になった人は、みななんともいえない気持ちになったと思う。全てを見たわけではないのだけど、見た範囲で思ったことなど。

記者会見を行った当該選手は、事実をありのまま語っていると私は感じた。もう彼には嘘をつく必要もないだろうし。なので、以下は、彼の発言が全て事実に基づいているという前提で書いている。

大方の予想通り、反則タックルは、監督とコーチからの指示だった。今回はじめて明らかになったのは、「秋の定期戦に関学のQBが怪我していたら、こちら(日大)にとって得だ」というコーチの発言、「世界選手権には出てはいけない」という監督の発言、そして反則を指示する最終的なコーチからの念押しの言葉である。そして、監督やコーチは、これで関係が悪化して関学との定期戦がなくなっても別に構わないとまで言い切っていた。具体的な発言内容が明らかになるにつれ、ここまで酷かったとは、とびっくりする。想像をはるかに上回っていたのだ。また、練習に出ることも禁止したりと、坊主にさせたりと、監督コーチ陣から彼への「いじめ」のように感じた。

監督とコーチは、こういった言葉で当該選手を精神的に追い詰めた。今まで、アメフトが日常生活の全てという20歳の選手から、それを取り上げることをほのめかし、反則をやらせた、そういう印象を受ける。

だからといって、あのような行為は許されるものではない。それは当該選手が一番わかっている。彼は何度も反省の弁を口にしていた。そして、何度マスコミから監督とコーチ批判するように誘導されても、決して批判をしなかった。いくら監督の指示でもやっていいことと、悪いことがあり、それを判断できなかった自分の責任であると、はっきりと言った。

彼のやったことは、許されないが、このような会見を行った彼は、勇気がある人だ。この勇気がある限り、彼はまだやり直せると思う。ただ、20歳になったばかりの選手が、大学のサポートもなく、個人として会見を開くこと自体、異常事態ではないか。内田前監督らは、まさか彼がこのような会見を開けると思っていなかったかもしれない。

「もうアメフトをやるつもりはない」と言う当該選手が痛々しかった。見ていてとてもつらかった。 


追記:
さきほどテレビで、当該選手の会見を受けて日大が出した文書でのコメントの内容に絶句する。この期に及んでも、まだ「指導と選手の受け取りの間に乖離があった」という「乖離」路線を繰り返すばかり。まともな人が今日は非番だったとか?「信じられへん」とテレビの前でつぶやく夫と私。日大が守りたいのは、なんだろう?選手でないことは確かだ。もしかして、内田前監督と井上コーチを守っている?







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by himarayasugi2 | 2018-05-22 18:12 | スポーツなど

会見の一部を見た。

関学のアメフトのディレクターと監督の会見をテレビで見た。

なんで、被害者側の関学が先に会見をやって、加害者の日大は一切会見をしないのだろうか。いろいろと不思議である。

私には、日大の言い分は「反則を指示していない、選手が勝手にやったこと」としか聞こえなかった。会見で開示された「今回、指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質」という日大の回答が事実であれば、なぜ、最初に日大の選手が悪質なタックルをした後、日大の監督は当該選手を注意し、ベンチに戻さなかったのかと関学の監督が指摘していたが、ほんとにそのとおりだと思う。それから、驚いたのは、この会見の時点でも日大の内田正人監督は、被害者本人とその家族に直接謝罪をしていないということ。ひとつの悪質タックルの受け止め方に、関学と日大の間にものすごい温度差があると思った。そしてこの温度差は、関学と日大のスポーツマンシップに対する考え方の違いでもある。

また日大の監督は6日の試合直後に報道陣に悪質タックルを容認するようなコメントをしていたが、それを回答書では撤回している。こういう撤回は意味がない。撤回しても一度発した言葉は帳消しになんてならない。とくにこのコメントでは「(悪質タックルは)自分の責任」という文言が含まれていただけに、それを撤回ということであれば、「これ、俺の責任でない、選手が勝手にやったことだ」となる。日大は、そういう事実に捻じ曲げたいのだ。

会見を見ていて、関学側のほうが、反則を行った日大選手に対して配慮しているように感じた。「そういうことをやる選手ではなかった、なぜ彼だけがああいう反則プレーをし続けたのか」と疑問を呈している(*1)。今まで活躍をし、フェアプレーを行ってきた選手が、突然悪質な反則を繰り返す、それ自体異様なことである。また、会見の中継では見ることができなかったが、関学側が「当該選手本人が、このことの真実を自分の口から話すのが、どこかで彼の人生のためにも必要だと私は思います」とコメントしたらしい。これは、日大側が言うべき言葉だったのではないだろうか。

日大は、すべての責任を当該選手に押し付けて幕引きをはかっている。それがはっきりとわかった会見だった。

夜、日大の責任者が被害者とその家族、そして関学アメフトに謝罪に行くらしいというネットのニュースを目にした。世論の批判、マスコミの圧力に耐えきれなくなって慌てて行くという印象は否めない。怪我をさせてから10日以上もたっている。さすがに謝罪にしては遅すぎる。当初はそのつもりがなかったからこういうタイミングになったのでは?そして日大の「責任者」には内田正人監督は含まれているのだろうか。もし、彼が来なかったら、もう日大は体育会の部をやる資格がないと思う。すべてが後手に回っている日大。

日大は会見を開くのだろうか?開くとしたら、かなり厳しい質問が出て来ると思う。ただ、今の日大のアメフト関係者に、まともな会見を仕切れる人がいるとは思えない。会見で一部明らかにされた日大の回答書からも感じたけれども、日大は、自己保身と責任転嫁に関わるレトリックしか頭にないのだ。そういう会見なら開く意味がない。


*1)おそらく関学側は、あのような反則プレーが選手だけの考えでやったとは考えていない。 







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by himarayasugi2 | 2018-05-18 09:35 | スポーツなど

あれやこれや

今後のケンキュウの方向性を某先生に説明する機会があった。基本的なケンキュウ対象はもちろん変わらないが、ハクロンで取り組んだテーマからは離れるつもりでいる。本当は片足くらいは残しておこうかなと思ったのだけど、気分転換にもなるかなと思って。

で、これからやろうと考えているテーマは、今までの読んできた文献では全然カバーできない。研究者が重ならないのだ。だから文献リサーチからやっていて、そこいらがちょっと大変だ、みたいなことを某先生に言うと、「あのさ、X(研究者の名前)が出してるやつはどうよ、あれは役に立たないわけ?」とおっしゃる。X……、この人の著書は、文芸と学術のボーダーではないかと私は思っていて(*1)、私と同じ専門の人のほとんどがXの著書は、かなり「文芸」寄りだと思っている。某先生はすかさず、「ヒマラヤスギさんと同じ専門の人たちには、なぜかXってよく思われていないのは、知っているけど、なんで?厳密に学術的と言えないからなの?」と返してくる。

某先生は続けて、「そういう研究に対してrigidな人たちっているけどさ、rigidであることが目的になっていて、なんかさ、面白くないって僕は思うのよね、rigidであればいいわけ?」と、答えにくいことを訊ねられる。「ええと、まぁ、あの、その」としどろもどろの私。すると、某先生が「ヒマラヤスギさんだって、あるでしょ、なんだよrigidなことだけが大事なのかよって反発したこと」と突いてくる。あるある。

なんか気に食わないケンキュウ発表をdisるのに「rigidでない」ことを理由にする人はいる。具体的な問題点を指摘できないから、「rigidであるか否か」だけを論点にする人。どこにでもいる。


ちょっと怒っている。
関学のアメフトのQBに行った日大の背後からの悪質卑怯殺人タックルについて某先生が、えらく怒っていた。映像を見たけど、あれはひどい。まったく無防備な選手に背後から怪我をさせるためにタックルしているのは明らか。最初から狙っていたのも明らか。日大のアメフトの内田正人監督から、相手のQBに怪我させろという指示があったという報道を知る。報道が事実なら内田正人監督は間違いなくクズだけど、いくら監督命令だといっても、そんな指示はおかしい、スポーツマンシップに反すると反発する人がコーチや選手の中から誰一人いなかったのだろうか?そして、内田正人監督はなぜ表にでてこないのだろう。逃げているようにしか見えない。

某先生は、もし関学のQBが半身不随にでもなったら日大のアメフトはどうするつもりだったのかとおっしゃる。関学QBは再び試合に出場できるのだろうか。相撲もそうだけど、なぜ暴力に訴えるのだろう。日大のアメフトでは暴力を行使して相手を傷つけることが戦略なのか。だとしたら、あまりにも野蛮で幼稚だ。

(*1)ぱっと思いつく似たような例は、塩野七生の著作を古代ローマ史の歴史文献として認める、認めない論争がある。ウィキによると最終的に歴史小説に落ち着いたみたい。





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by himarayasugi2 | 2018-05-15 17:41 | スポーツなど | Comments(0)