人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ヒマラヤスギ雑記

cedar2.exblog.jp

小さめの話を集めた。

母のよくわからん趣味:
我が家と実家は同じ敷地内に数メートル離れて東西に並んで建っている。我が家と実家の間には花梨の木があって、その木の枝から10数センチ空けて、我が家の西側の外壁がある。いつも朝散歩が終わるとケンのリードを外す。そうするとケンは実家の庭から室内を覗きこんだり、玄関や勝手口に偵察に行き、おやつ係の母が庭に出てくるのを待つのだ。先日、ケンと一緒に実家側に行ったとき、不気味なものを発見した。我が家の外壁沿いに黒い犬みたいな置物(画像有り)があったのだ。母がおやつを片手に庭に出てきたので、「これ、なに?気持ち悪いねんけど」と訊くと、「これね、トイレに置いていた墨が主成分の消臭剤、かわいいでしょう?」「かわ・・・いいかなぁ、かわいいんだったらなんで庭に放置してるん?」「もう、消臭しなくなってると思うから、庭に放してあげたのよ」ふーん。普通、捨てるよなーと。この犬、確かかなり長期間実家のトイレにいたような気がする。大昔に父が通販で購入したらしい。
小さめの話を集めた。_c0221299_8342621.jpg
(黒い犬。我が家の外壁をバックに立つ。写真すぐ右には花梨の木がある。このあと、向きを南に変えたり、くるくると変わっていた。翌日からは花梨の木の根元で招き猫みたいに置かれていた。)
小さめの話を集めた。_c0221299_8354115.jpg
(拡大。ケンが「あんた誰?」みたいにクンクンする。)

午後にまた庭をケンと一緒にパトロールしていたら、黒犬は向きを変えていた。母が気分で変えたらしい。そして、昨日の朝見たら、黒犬は花梨の木の根元に移動していて、招き猫みたいに門扉と正面を向いていた。「なんで、これ動かしたの?」「歩いていったみたい(冗談のつもりで言っている)、雨が降るから、雨の当たるところで汚れを落とそうかなと思って」雨で汚れを落とさせるくらいの待遇だったら、普通捨てそうなんだけど、母の意識では、これは立派なエクステリアアイテムらしい。微妙である。ケンは黒犬に近づいてクンクンと神経質そうに何度も匂いをチェックしていた。
小さめの話を集めた。_c0221299_8372522.jpg
(もうひとつ微妙なエクステリアアイテムである落ちた花梨の実の陳列。落ちる前に収穫できたものはご近所の方に差し上げたりしているらしい。以前は蜂蜜につけていたのだけど、固いから最近はやらないとか。)

忘れ物:
昨日、大学へ行くときのこと。ホームで電車を待っていたら、時間帯からしてガラガラの電車がやってきた。北に向いて座るドア付近のはしっこの席に座っていた若い女性だけが降りた。私は彼女が座っていた席に座ることにした。座ろうとして座席をみたらなんか黒い毛虫みたいなのがいるのが見えた。お尻で潰していたら結構ホラーではないかと毛虫を手で払おうとよく見たら、付け睫毛だった。さっき降りた彼女の落し物だろうか。付け睫毛は片方だけだった。どこかで早めに気付きますように。私は付け睫毛の習慣がないからわからないけど、取れたらわかるものなのだろうか。それとも、容器から落ちただけとか。

註をつけるとき:
Y嬢たちM2はシュウロンも追い込みである。私も含めて皆が今のM2にアドバイスすることは、「註を入れるのは丸一日絶対にかかるから、時間をあらかじめ見積もっておくように」ということである。シュウロンは長いので、註の数も多くなる。ワードの註釈機能でつけたとしても、必ずチェックする必要がある。私はドラフトの段階で、ファイルの文中に(研究者名、著作名、ページ数)みたいに自分のメモとしてタイプしておいた。そうすると註をつけるときに時間の短縮になる。みなでシュウロンの思い出を話していたときに、Y嬢に「私は大晦日に註をやってて、背中で『笑ってはいけないSP』を聴きながらやったよ」というと、Tさんが「私も大晦日にそれを聴きながら註をつけたわ!」とおっしゃる。で、M嬢は「私は年内に註までいかなかったから、箱根駅伝を見ながら註をつけましたねー」と言う。Y嬢は「じゃ、『笑ってはいけないSP』を見ながら註をつけれるように頑張ろう」と笑っていた。あれからもう1年もたったのだ。嘘みたい。
# by himarayasugi2 | 2012-12-19 08:41 | 雑感 | Comments(4)

2012年にみたドラマ

今年も何本かドラマを視聴した。とりあえず今年見たドラマをリストアップしてみる。一応、全話視聴したものだけ。『ストロベリーナイト』『最後から二番目の恋』『鍵のかかった部屋』『リーガルハイ』『ドクターX』『実験刑事トトリ』『相棒』(←これはシリーズものなので対象から除外)の7本は毎週楽しみにしていたと思う。で、『相棒』は若干マンネリを感じることもあったけど、他はどれも面白かった。以下、独断と偏見にまみれたドラマ評。

主演女優で光っていた人:キョンキョンにするか竹内結子にするか激しく迷う。で、決められない。キョンキョンは、彼女がアイドルをやっていたときはリアルタイムでファンだった。カラオケはほとんど行かないのだけど、とりあえずキョンキョンの持ち歌でまだ歌えるのは、「艶姿涙娘」である。(他のレパートリーとしては、松田聖子の「夏の扉」「チェリーブラッサム」である、ついでに書いとくと、歌えないけど聖子ちゃんの曲で一番好きなのは、「Sweet Memories」と「蒼いフォトグラフ」である、曲が流れたりすると立ち止まるくらい好き)。そういう世代なのだ。だから、キョンキョンが変にお母さん役とか、エキセントリックな役でなくて、等身大で自然体の役柄を魅力的に演じてくれたことがやっぱり嬉しい。その現役感が同年代の誇りである。

でも竹内結子もとてもよかったのだ。あの、なめたマネした女子高生を一喝するシーンとか、かっこいいし。彼女は美しくて強くて儚い感じが魅力的である。うーん、キョンキョン、竹内さんの順番で光っていたということに。二人ともとてもよかった。また続編に出てほしいかな。

主演男優で光っていた人:いろいろ迷って三上博史!『トトリ』は5回だけの連続ドラマだったし、なにやら視聴率も壊滅的に悪かったらしいけど、私はすごく気に入ったので。コロンボのマネをする刑事ものは多いけど、古畑よりはトトリのほうがコロンボのよさを踏襲しながらも独自性も出していて、結構好きな感じ。好みである。特に最終回は秀逸だった。素敵な、素敵なラストの犯人の自白シーンで、ぐっと心をつかまれた感じは、今年は『トトリ』だけだった。三上博史の別の作品もみたいなぁと思った。堺雅人と大野智もよかった。

主演じゃなかったけどよかった人:たくさんいる。
伊東四朗、武田鉄矢、岸部一徳、生瀬勝久とかは出演してくれるだけで嬉しい。意外とよかったのが、高嶋政宏の上司役。明るくて包容力があって、仕事ができるって感じ。佐藤浩市と戸田恵梨香のコンビはすごくよかった。どっちも上手い。戸田嬢は、ちょっと影のある感じも含めてわりと好きなのだ。雰囲気がある。佐藤氏はさすがの存在感で、コミカルな演技がくさくなくて、出番がとても楽しみだった。あと、小池栄子も魔性の女っぷりがシリアスになりすぎずによかったと思う。この人、もっといろいろ出たらいいのに。『トトリ』で三上氏の相棒役だった高橋光臣という人は、初めて見たのだけど、今後活躍しそうな感じ。中井貴一(主演かもしれないけど)は、どんな役(忠盛でもキョンキョンの相手役でも)でも、品がある。

で、毎週とても楽しみだった作品:『最後から二番目の恋』である。毎週、女友達と話をしているような気分だった。特に事件もないけれども、がんばろーみたいに前を向いて終われるこのドラマの空気に元気づけられた感じ。『鍵のかかった部屋』も『リーガルハイ』もすごーく毎回楽しみだったけど、自分が少しでも影響を受けたかという点でみたら、やっぱりキョンキョンドラマだった。でも、ミステリー、警察、医療、法廷ものは大好きなので、これもまた続編があったらなと期待している。

今日は寒いとラジオが言っているけど、さっき散歩に出た感じでは暖かいって思った。ただ、急に冷えることはよくあるので、とりあえず暖かくして出て行こう。



ロンブン:4日に提出したファーストドラフトを、指摘された点を中心にばんばん書きなおした。これ、20日に提出ね。三分の一くらいは書きおろした感じである。今回書きなおした箇所は、もう衝突してもいいから、思いっきりアクセル踏んだった。衝突したらどうしよう。弱気である。年内でこれ手が離れたらいいのに。そういう最中にも、ドラマのことを思い返している私である。
# by himarayasugi2 | 2012-12-18 08:33 | エンターテインメント | Comments(2)

トーヒョーの1日

日曜日は午後から夫とケンとで投票に行った。普段のケンの散歩コースでは行かない方面で、ちょっと遠いのだ。ケンは新しい場所が大好きなのでお尻振り、振りとても楽しそうである。無事投票を済ませて、ぶらぶらと3人で歩く。ケンは「次はカフェかな?カフェかな?」と期待で輝いた目で何度も何度も私たちのほうに振り返るので、なんか可哀そうになったので、さらに歩いて犬と一緒に入れるカフェへ行く。そこで夫はサンドイッチセットを頼み、私はケーキセットを頼み、それぞれ支障のない部分を少しケンにやった。ほんと、ケンのためだけに行ったようなものである。特にここのケーキが美味しいとか、そんなこともないし。

投票所の周辺は、阪神大震災で全壊した住宅がとても多かった場所である。今は、築年数がほぼ同じくらいの感じのよい住宅が整然と立ち並ぶエリアになっている。ほとんど行かないエリアなので、日曜は久しぶりにゆっくりと歩いた。気がついたのはこのエリアには住宅に混じって介護サービスを提供する施設、Xホーム、Xデイサービスという建物が多いということである。規模もいろいろである。「ここなんかいいよね、」と夫に言うと、「駅から遠いで」と言う。でもこういうところが必要になると、駅から歩いていくんじゃなくて、施設のバスが迎えに来てくれると思うけど。我が家の周辺もよくそういうバスを見かけるし。それに、電車に乗ってあれこれ自分の足で行けるのなら、デイサービスとか使わないと思う。

夜は選挙番組を見ながら白菜とバラ肉の鍋を食べる。池上さんの番組を暫くみていた。ときどき他局とザッピングしながらである。池上さんの番組は進行がゆっくりなんだけど、説明がわかりやすい。たとえば、党首が応援演説に出てくるときは、そこは激戦区だとか、この演説はここがよい、とか、「へー」って感じである。選挙事務所訪問ツアーも面白かった。興味深いのは、お茶を出す場合も、ペットボトルのお茶を出したら選挙法違反だとか、せんべいはいいけど、果物とかは違反とかっていうのも面白い。やはり党公認であるかどうか、というのは大きくて、公認候補であれば支持団体からの推薦も集まる。選挙事務所訪問ツアーの最中で、自民党の支持団体の推薦状を池上さんが説明していたときに、ある団体の推薦状を見て、「この団体は前の選挙のときは民主党だったけど、今回は自民に鞍替えですね」と皮肉をきかせる。それに、池上さんって柔らかい口調でずけずけと言うのがちょっと爽快である。世襲議員についても結構容赦ない質問をそういえばしていた。社民党の党首にもきつかったかも。ニコニコしているようで、池上さんって結構こわい。

福田康夫がちらと出ていた。確か引退しているはず。官房長官時代の福田康夫を見るのが結構楽しみだった。皮肉ばっかり言っていて、面白いなーと。

今日も暖かくて、気持ちの良い天気である。掃除をしていろいろ頑張る。
# by himarayasugi2 | 2012-12-17 08:57 | 雑感 | Comments(0)

何ハラスメント?/ドラマ/柴犬

夕飯の時間に夫といろいろと話すうちに、共通の知人のX氏(男性の同年代)が関西に戻ったばかりの私たちと会ったときに、私が関西でもオンサイト翻訳の仕事を見つけて働いていると知り、「なぜ、そういう仕事ばかりをするのだ、スーパーのレジ打ちとか、パートならすぐに見つかるのに、なぜなのだ」とX氏が詰め寄ってきたときのことを思い出していた。そのとき同席していたYさん(女性、ちょっと上の年代)が、「やりたい仕事があって、それをやれる能力があるのなら、そういう仕事につくほうがいいだろう」とX氏をたしなめたら、とても不満そうだった。なぜ人の奥さんのことにそんな口を挟む人がいるのか、不思議でしょうがなかった。東京でフルタイムで仕事をしていたときは、「週三くらいのほうがいいんじゃないか」と夫に言ってきた同年代男性もいたらしいし。真剣な顔で、「僕は家に帰ってちゃんとしたご飯ができていて、家事を完ぺきにやらない妻は耐えられません」と夫に忠告してきた後輩もいたらしい(仕事をする奥さんは、家事はおろそかだという文脈で言ってたとか。確かに家事はおろそかになることもよくある、常におろそかかも、勤労生活中でも無職でも学生でも家事にあてる時間は同じくらいだし)。今ならそんなことを言うと、ほんと、何ハラスメントになるのだろう。昔はそういうことを言う人が多かったと思う。一方で、夫が料理を作ったり、料理教室に通っていることをきいて私に「そんなことをご主人にやらせたらだめだ」なんてアホなことを言う女友達は一人もいなかった。

そういうこともあって、今私が学生をやっていることを、当時余計なお世話を焼いてきた男性たちに知られたくないと思っている。X氏など、最大限に私が不快になるような言葉を投げてよこしそうな気がするし、って一切交遊はないけど。夫の実家の人達は、なんにも言わない。夫によると人に迷惑かけない限り、何をしても特に気にとめないスタンスの人ばかりらしい。それは好意的な無関心だと私は思っている。ヒマラヤスギはちょっと変わったヨメやけど、しょうがないよねーって感じだろう。ほんと、すいません。

夜は田村正和主演の、松本清張のドラマを視聴する。伊東四朗も出ていたし。犯人役は高嶋政伸である。あの、離婚でもめにもめた俳優である。あの離婚裁判で、かなりイメージダウンになったかもしれないけれども、昨日の切れっ切れっで、目が完全に「イッちゃってる」犯人の演技はかなり迫力があった。イメージダウンと重ねてこちらが見るからかもしれないが、迫力満点で、今後彼にはあまり善良な役が来なかったとしても、これだけ悪役が上手かったらよいのではないかとちょっと思った。心配なのは田村正和の声である。声を出しづらそうなのだ。実は、前回の清張ドラマのときにも思った。声に張りがなくて、セリフが聞きとりにくい。伊東四朗の方が年齢は上だけど、しっかり発声している。それから最近は露出が少なめだけど、若村麻由美を久しぶりに見る。この人、上手だと思う。どんな役をやってもリアリティがある。もっといろいろ出たらいいのに。

土曜日はケンをシャンプーに連れて行った。ケンは洗ってもらって、ふわふわのいい香りのするぬいぐるみのタヌキのようになって、私と夫が迎えにくるのを待っていた。とにかくかわいい。いい香りでふわふわなので、ずっと私と夫に撫でられていたケン先生だった。
何ハラスメント?/ドラマ/柴犬_c0221299_0445616.jpg
(トリマーさん撮影の画像をいただく。シャンプーを頑張ったあとのケン。)
何ハラスメント?/ドラマ/柴犬_c0221299_0454432.jpg
(これ、サンタクロースのコスプレだそう。トリマーさんがシャンプーのあとに撮影したものをいただく。ケンちゃん、もっと笑顔笑顔!ただこういうのを見ると、ケンについちゃんちゃんことか、アーガイルのセーターとか着せたくなるけど、ぐっと我慢である。ケンはレインコートですら大嫌いなのだ。)
# by himarayasugi2 | 2012-12-16 00:51 | 雑感 | Comments(6)

うだうだ

その1:
夫は今週出張が入っていて、金曜日に帰ってきた。夫がいないと昼ごはんだけでなく、晩御飯もありあわせで、適当になる。根菜類とか白菜の消費のためにひたすらポトフ、とか、ポタージュとかとか。買いおきしていた「安い」ウィンナーとか、ちびたベーコンなども刻んでポトフに投入とか、マルちゃん正麵に白菜、ネギをてんこ盛り(消費のため)とか、パスタに大量の大根おろしとかツナ缶投入とかとか。冷蔵庫一掃キャンペーンになる。今週は引きこもっている時間が長かったし、金曜日は食糧も減ったので買いモノがてら山を下りて町に出たのだ。丁度お昼どきだったし、白菜も大根も蕪もニンジンもホウレンソウも飽きてきたので、店に入って食べることにした。玄米のおいなりさんと具だくさんのお味噌汁のセットである。美味しかった!ちょっと贅沢したかなぁ、夫に悪いなぁと思いつつ残りの買い物をして帰宅した。

でもでも、帰宅した夫は出張先の「めっちゃ美味しい」お店で食べたメニューなどを嬉々として語るのだ。ええね。カモ肉?ふうん。韓国料理?あっそ。私はめっちゃ美味しいおいなりさんを食べたよ、と言い返したけど聞いていなかった。

その2:
フィギュアで浅田選手が優勝したことに、最近久しぶりに競技に戻ってきた全く関係のない某選手を絡める報道がとても不快である。本当はこの100倍くらい書きたいことはあるのだけれども、ここでやめておく。

その3:毒を吐く
16日は投票日である。結果が楽しみである。嫌いな政治家たちの負けっぷりを見たいから。勝ち馬に乗るために公約捨てるって、どうなんやろう。月曜日に白と言っていたことを、火曜にしれっと黒だと言っているのと同じである。昔こういう上司がいたけど、大嫌いだった。上司と同じ末路をたどりますように。残念なのは、積極的に応援したい政党がないこと。消去法の投票になりそう。

今日はとても暖かい。嬉しい。
# by himarayasugi2 | 2012-12-15 08:49 | 雑感 | Comments(0)